PDMWorks Enterprise 2008 リリースノート

このドキュメントでは PDMWorks(R) Enterprise の一般情報について説明します。 新規機能に関する情報は PDMWorks Enterprise 新規機能 を参照してください。

必要なシステム要件(System Requirements)

SolidWorks ソフトウェア インストレーションの成功と最適なパフォーマンスを確実にするために、お客様のシステム構成が次の条件を満たしていることを確認してください: www.solidworks.com/pages/services/PDMRequirements.html

オペレーティング システムのサポート(Operating System Support)

32-bit バージョンと x64 バージョンの Microsoft(R) XP Professional と Microsoft(R) Vista Business / Enterprise は完全にサポートされています。

SolidWorks 2008 x64 における互換性(SolidWorks 2008 x64 Compatibility)

PDMWorks Enterprise と SolidWorks 2008 x64 版の両方がインストールされた x64 システムで SolidWorks を開始すると次の警告が表示されます:

Database.dll が見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。

StoredProcs.dll が見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。

警告を回避するには、PDMWorks Enterprise プログラム フォルダを PATH 環境変数に追加します:

C:\Program Files\PDMWorks Enterprise\

C:\Program Files\PDMWorks Enterprise\;C:\Program Files (x86)\PDMWorks Enterprise\

Visual Basic 6

Visual Basic 6 はサポートされません。 すべてのアドインは、マルチスレッド アプリケーションで(例えば、Visual Studio.Net 環境を使用して)作成されている必要があります。

インストレーションとライセンス取得(Installation and Licensing)

以前のバージョンをアップグレード(Upgrading from an Earlier Version)

必ずアップグレードする前にお客様の代理店まで連絡し、 PDMWorks Enterprise 2008 のライセンスを取得してください。

以前のバージョンをアップグレードするには:

  1. アプリケーションをダウンロードするか、インストレーション メディアからロードします。

  2. 以前の PDMWorks Enterprise バージョンからのアップグレード方法(How to upgrade from a previous PDMWorks Enterprise version)をクリックし、手順に従ってインストレーションを完了します。

AutoCAD の修復(Repairing AutoCAD)

Conisio バージョン 6.4 や以前のバージョンを PDMWorks Enterprise 2008 にアップグレードすると、Autodesk(R) アプリケーションと共有している API コンポーネントの登録が解除される場合があります。 DWG ファイルを開こうとして、AutoCAD が強制終了された場合は、次の修復手順に従ってください:

  1. コントロール パネルのアプリケーションの追加と削除(Add or Remove Programs)で AutoCAD を選択します。

  2. 変更/削除(Change/Remove)、続いて修正(Repair)を選択します。

プロセッサ毎のライセンス(Per Processor License)

PDMWorks Enterprise 2008 は 50, 100, 200 シートのプロセッサ ライセンスを提供します。 プロセッサ ライセンスでは Enterprise、Contributor、Contributor Web、Viewer クライアントの任意の組み合わせが、ライセンス許諾される総シート数まで許可されます。 1つのプロセッサ ライセンスが PDMWorks Enterprise Database Server の各 CPU で必要です。 しかし、マルチコア(デュアルコアまたはクアドコア)のコンピュータを PDMWorks Enterprise Database Server として使用する場合、単一のプロセッサ ライセンスのみが必要です。

Pro/ENGINEER アドイン

PDMWorks Enterprise は Pro/ENGINEER(R) をサポートします。 サポートには次が必要です:

Pro/ENGINEER 2001

Pro/ENGINEER Wildfire 1、2、3、または 4

インストレーション(Installation)

  1. PDMWorks Enterprise 2008 とサポートされるバージョンの Pro/ENGINEER がインストールされていることを確認してください。

どちらかが無い場合、インストレーションは停止されます。

  1. SolidWorks ダウンロード Web ページにログインし、アドインをダウンロードします:

https://www.solidworks.com/pages/services/downloads.html

  1. ダウンロード ファイルを解凍し、setup.exe を実行します。

サーバー コンポーネントは次にインストールされます: <インストール_ディレクトリ>\ProE Connector server components

ここで <インストール_ディレクトリ> は PDMWorks Enterprise のインストール位置です。

 PDMWorks Enterprise アドインはインストールすると自動的にアクティブ化されます。

インストレーションの問題(Installation Issues)

PDMWorks Enterprise を Windows エクスプローラ インタフェースで使用する場合、PDMWorks Enterprise は必要に応じて Pro/ENGINEER をバックグラウンドで開始します。  インストレーション中に PDMWE_PROE_START 環境変数が作成され、Pro/ENGINEER スタートアップ ルーチンを指します。  Wildfire 1, 2, 3, 4 の場合、デフォルト値は proe.exe. に設定されます。  Pro/ENGINEER 2001 の場合、デフォルト値は proe2001.bat に設定されます。  

ユーザー定義設定において、Pro/E のユーザー定義スクリプトによる開始が必要な場合は、PDMWE_PROE_START の値をユーザー定義スタートアップ スクリプト パスにあわせます。

PDMWorks Enterprise を日付コード 2003441 以前にリリースされた Pro/ENGINEER 2001 バージョンと使用するか、日付コード 2003490 以前にリリースされた Wildfire 1.0 と使用すると、PTC のタイムアウト問題に影響される場合があります。  ご使用の Pro/ENGINEER インストレーションの nmsd.exe がパッチ済みでない場合は、PDMWorks Enterprise を Pro/ENGINEER と使用する前に行ってください。  

PTC アップデートのダウンロード:

http://www.ptc.com/go/timeout/technical_resource.htm

レポートされている事項(Known Issues)

ServicePack 4.0

Windows XP SP3

PDMWorks Enterprise 2008 SP04 は Windows XP SP3 をサポートします。

Service Pack 4 への更新

Service Pack 4 へ更新するとき、ファイルボルトを更新するには、インストレーション ガイドに従ってください。

Dispatch

ファイル ボルトで Dispatch アドインを使用している場合は最新の ServicePack 4 バージョンに更新してください。インストレーション CD の次の位置にあります:

<CD Drive>\Support\DIspatch\

ServicePack 3.0

ServicePack 3 では、PDMWorks Enterprise のリリース ノート アイテムはありません。

ServicePack 2.0

eDrawings Professional サポート(eDrawings Professional Support)

PDMWorks Enterprise インストレーション プロセスの一部として eDrawings(R) Professional がインストールされます。 PDMWorks Enterprise のプレビュー ウィンドウでは、ドキュメントのマークアップ作業はサポートされません。 eDrawings でマークアップ アイテムを作成し、PDMWorks Enterprise で表示することはできます。

ファイル レベルのアクセス コントロール(File-level Access Control)

PDMWorks Enterprise アドミニストレータはユーザーあるいはグループによる個々のファイルへのアクセス権限の割り当てを許可できます。

ファイル レベルのアクセス権限の割り当てが許可されているユーザーあるいはグループは、各グループ毎にアクセス権限を割り当てることができます。

PDMWorks Enterprise ファイル バージョンのアップグレード(SolidWorks のみ)(PDMWorks Enterprise File Version Upgrade (SolidWorks only))

ファイル バージョン アップグレード ユーティリティは PDMWorks Enterprise ボルトにあるファイルを SolidWorks 2008 フォーマットにアップグレードします。

アップグレード ユーティリティをインストールするには、インストレーション CD の次のファイルを実行してください:

 <CD ドライブ>\Support\File Version Upgrade\File Version Upgrade.exe

アップグレード ウィザードを実行するには、次のファイルを実行してください:

<インストール_ディレクトリ>\Program Files\PDMWorks Enterprise\UpgradeUtilty.exe

ServicePack 1.0

ServicePack 1 では、PDMWorks Enterprise のリリース ノート アイテムはありません。

ServicePack 0.0

Pre-Release 版のソフトウェアをアップグレード(Upgrading from Pre-Release Software)

Beta バージョンや Pre-Release バージョンの PDMWorks Enterprise 2008 を ServicePack 0.0 にアップグレードする場合は、新しいボルトを作成する必要があります。

参照 Toolbox 部品の更新(Updating Referenced Toolbox Parts)

Toolbox 部品を参照する SolidWorks アセンブリを開く際、部品がボルトに無い場合はそれの追加をプロンプトするメッセージが表示されます。 Toolbox 参照更新(Update Toolbox References)をクリックし、参照先をファイルのボルトに指定します。

Toolbox 部品にToolbox 参照更新(Update Toolbox References)ツールを適用した後、部品のプレビューは使用できません。