SolidWorks 2007 リリース ノート

このドキュメントでは SolidWorks(R) リリースにおける一般情報について説明します。 新規機能に関する説明は、ヘルプ メニューの新規機能(What's New)をご参照ください。

ヘルプ(Help)、リリースノート(Release Notes)で表示されるリリースノートの内容は更新されている場合があります。最新バージョンを参照するにはここをクリックしてください。

解決された SPR のリストは ここ を参照してください。

テクニカル アラート(Technical Alerts)

必要なシステム構成(System Requirements)

確実に SolidWorks ソフトウェアをインストールし、最適なパフォーマンスでお使いいただくために、お客様のシステム構成が次の条件を満たしていることを確認してください: www.solidworks.com/System_Requirements

Windows 2000 サポート(Windows 2000 Support)

SolidWorks 2007 は Microsoft Windows 2000 オペレーティング システムではサポートされません。 Windows 2000 コンピュータへのインストールはブロックされます。 Windows 2000 をご使用のお客様は、次の推奨オペレーティング システムにアップグレードするようにしてください: www.solidworks.com/System_Requirements

Windows XP Service Pack 2

SolidWorks 2007 は Windows ファイアウォールを含む Windows(R) XP Service Pack 2 をサポートします。 外部との通信に TCP/IP プロトコルを使用する製品を使用する場合、Windows ファイアウォールの設定を変更する必要があります。

詳細はSolidWorks インストレーション及びアドミニストレーション ガイド(SolidWorks Installation and Administration Guide)www.solidworks.com/pages/services/servicepacks.html)を参照してください。

インストレーション(Installation)

パッチを適用する際、ソース メディアの挿入を求められた場合は、インストレーション時に使用したメディアと同じ種類のメディア(CD または DVD)を使用してください。

FM20.DLL

SCP32.DLL

dbmsvinn.dll

mscpxl32.dll

msstdfmt.dll

odbcad32.exe

FM20ENU.DLL

VBAME.DLL

dbnetlib.dll

msdart.dll

odbc32.dll

odbctrac.dll

 

dbmsgnet.dll

ds16gt.dll

msorc32r.dll

odbc32gt.dll

sqlunirl.dll

PDF サポート(PDF Support)

SolidWorks における PDF(Portable document format)出力が Adobe Systems でサポートされるようになりました。 指定保存(Save as)する際、ファイルの種類が PDF (*.pdf) からAdobe Portable Document Format (*.pdf) に変更されています。

英数文字以外の文字を含むドキュメントを PDF として保存する場合は、お客様のシステムに Arial Unicode MS フォントをインストールする必要があります。

Arial Unicode MS フォントをインストールするには:

  1. すべてのアプリケーションを終了します。

  2. コントロール パネルのプログラムの追加と削除(Add/Remove Programs)をダブルクリックし、次のいずれかを行います:

  1. Microsoft Office セットアップ ダイアログ ボックスの機能の追加/削除(Add or Remove Features)をクリックし、次へ(Next)をクリックします。

  2. アプリケーションごとにオプションを指定してインストール(Choose advance customization of applications)チェック ボックスをオンにし、次へ(Next)をクリックします。

  3. Office 共有機能(Office Shared Features)の隣に表示されているプラス記号(+)をクリックします。

  4. インターナショナル サポート(International Support)の隣に表示されているプラス記号(+)をクリックします。

  5. ユニバーサル フォント(Universal Font)の隣に表示されているアイコンをクリックし、ローカル ハード ドライブにインストールします。   

MoldflowXpress

SolidWorks 2007 は MoldflowXpress を含む最後のリリースです。 SolidWorks 2008 以降ではご使用になれません。

ライセンス契約(Licensing)

SolidWorks アプリケーション(アドイン製品を含む)は次の3つの方法でライセンス許諾されます:

PDMWorks Workgroup をインストールするには、PDMWorks Workgroup Contributor ライセンスキーを入力する必要があります。SolidWorks Office Professional または SolidWorks Office Premium がインストールされている場合は必要ありません。

x64 Edition

x64 Edition のインストールでは、次のアイテムがサポートされません:

ドキュメンテーション(Documentation)

ServicePack 5.0

SolidWorks 2007 x64 の Active Directory インストレーション(Active Directory Installation of SolidWorks 2007 x64)

SolidWorks 2007 x64 を Active Directory ポリシーでインストールする際、必要な Visual C++ モジュールが先にインストールされていないとインストレーションが開始されません。 詳細は Knowledge Base (サポート技術情報) S-015731 を参照してください。

Toolbox

既存の toolbox ユーザーを共有環境に追加するには、オプション(Options)(標準ツールバー)、穴ウィザード/Toolbox(HoleWizard/Toolbox)をクリックし、c:\solidworks data\ まで参照します。 これは toolbox.ini ファイルの編集に代わる作業です。

穴ウィザード(Hole Wizard)

フィーチャーのプロパティ(Feature Properties)ダイアログ ボックスの新しいリセット(Reset)は、FeatureManager デザイン ツリーで穴ウィザードのフィーチャー名をデフォルト名にリセットして表示します。

アセンブリ(Assemblies)

合致(Mates)

システム オプション - アセンブリ(System Options - Assemblies)で新しいオプションの編集で合致の整列状態を変える前にプロンプト表示(Prompt before changing mate alignments on edit)を選択できます。 指定した合致の変更がエラーになっても、合致の整列状態を変更することでエラーを直すことができる場合は、ソフトウェアがその変更をプロンプトしてきます。 オプションを選択しない場合は、変更がソフトウェアによって自動的に行われます。

ServicePack 4.0

Windows Vista(TM) 版

ScanTo3D

ScanTo3D では *.xml ファイルはサポートされません。

インポート/エクスポート(Import/Export)

ServicePack 3.0

Windows デスクトップ サーチ(Windows Desktop Search)

ServicePack 3.0 に含まれている SolidWorks の検索機能は Windows デスクトップ サーチ 3.0 と同時には機能しません。 Windows デスクトップ サーチ を 3.0 にアップグレードすると、SolidWorks の検索は無効になります。

SolidWorks 検索機能を有効にするには:

  1. 次のファイル: C:\Program Files\solidworks\data\xmlschema\solidworksproperties.propdesc を次のフォルダーにコピーします: C:\Program files\Common Files\SolidWorks Shared

  2. Windows のファイル名を指定して実行(Run)ダイアログ ボックスに cmd と入力し、OK をクリックします。

  3. コマンドプロンプトが起動したら、次をタイプしてから Enter キーを押します: C:\Windows\system32\regsvr32.exe "C:\Program Files\Common Files\SolidWorks Shared\sldsearchifilter.dll"

  4. インデックスを再構成します:

  1. Windows タスクバー通知領域の虫メガネ アイコンを右クリックし、Windows デスクトップ サーチ オプション(Windows Desktop Search Options)を選択します。

  2. 詳細設定(Advanced)をクリックします。

  3. 再構築(Rebuild)をクリックします。

Windows Vista(TM) 版

ServicePack 3.0 は、Microsoft Vista Business と Ultimate オペレーティング システム エディション用の 32-bit SolidWorks 2007 の プレ リリース版です。 x64 版の Vista は現在の時点ではサポートされません。

インストレーション(Installation)

SolidWorks スタンドアロン インストレーションを Windows XP から Windows Vista にアップグレードするには:

  1. SolidWorks とその他のアプリケーションのデータをバックアップします。

  2. SolidWorks をアンインストールします。

  3. ご使用のオペレーティング システムのアップグレードには、Windows Vista Migration Step-by-Step Guide日本語版)を参照してください。

  4. Vista 用の SolidWorks をインストールします。

インストール先のフォルダー(Destination Folders)ダイアログボックスのSolidWorks 2007 共有データのインストール先(Install SolidWorks 2007 common data to)ボックスに以前の XP 用の SolidWorks ソフトウェアのインストールで使用した正しい共有フォルダーが含まれていることを確認します。

グラフィック パフォーマンス(Graphics Performance)

Microsoft Vista オペレーティング システムにおける OpenGL のハードウェア アクセラレーションに対応するグラフィックカード ドライバは、グラフィックカード ベンダー(NVIDIA や ATI など)からまだ提供されていません。 そのため、SolidWorks グラフィック パフォーマンスは、Windows XP と比較すると遅くなる場合があります。 SolidWorks は、Vista オペレーティング システムと共にインストールされるソフトウェア モードの OpenGL ドライバを使用します。

SolidWorks は、グラフィックス カード ベンダーよりリリースされるドライバの適性に関してお知らせしており、Microsoft Vista オペレーティング システムをサポートするグラフィック カードとドライバのバージョンのリストは、次のサイトで更新されます: www.solidworks.com/pages/services/VideoCardTesting.html

サポートされない機能(Non-supported Features)

Vista 用の SolidWorks では、次の SolidWorks 機能と製品がサポートされません:

SNL は Windows Vista 稼動のサーバーではサポートされませんが、Vista SNL クライアントは Microsoft Windows XP Professional あるいは Windows Server 2003 の SNL サーバー上でサポートされます。

ルーティング アセンブリにおけるデザイン ライブラリへの書き込み権限の必要性(Write Permissions to Design Library Required for Routing Assemblies)

SolidWorks デザイン ライブラリからのルーティング部品をアセンブリで使用する場合は、<インストレーション フォルダー>/data/design libraryフォルダーへの書き込み権限が必要です。

PDMWorks Workgroup Viewer

Vista ではインターネットインフォメーションサービス(IIS) 7.0 がインストールされます。 PDMWorks Workgroup Viewer をインストールして使用するには、インターネットインフォメーションサービス(IIS) 6.0 との互換性を Vista 上で構成する必要があります。

コントロール パネルで、インターネットインフォメーションサービス(IIS)における次の互換性オプションを設定します:

Rhino ファイルのインポート(Rhino File Import)

夏時間の調整(Daylight Savings Time Adjustment)

北米のユーザーは Microsoft(R) ホットフィックス #928388 2007 time zone update for Microsoft Windows operating systems(2007 タイム ゾーンの更新: Microsoft Windows オペレーティング システム) のインストールを推奨します。 このホットフィックスは、2007 年度の夏時間(DST)の変更に対処します。 ホットフィックスは次からダウンロードできます: http://support.microsoft.com/Default.aspx?kbid=928388.

ファイル サイズ問題の解決(Resolution to File Size Problem)

ServicePack 1.0 の項目で説明されているファイル サイズに関する問題が、ServicePack 3.0 に含まれている Microsoft のホットフィックスにより解決されています。

McAfee ウィルス対策ソフトウェア(Disabling McAfee Anti-Virus Software)

新しい ServicePack をインストールする前に、McAfee(R) ウィルス対策ソフトウェアをオフに設定する必要があります。 ウィルス対策ソフトウェアが SolidWorks インストレーション ファイルを間違って感染ファイルとみなして削除してしまうと、インストレーションが失敗します。

表示(Display)

マウスホイールで表示を拡大/縮小する場合、方向を変更できるようになりました。 ツール(Tools), オプション(Options), 表示の回転/拡大(View Rotation/Zoom)をクリックし、マウスホイールによる拡大/縮小を反転(Reverse mouse wheel zoom direction)を選択します。

Toolbox

設定(Settings)タブのコンフィギュレーション データ(Configure Data)に新しくコンフィギュレーション名/ファイル名の編集を許可(Allow editing of Configuration/File Name)オプションが追加されました。 選択解除すると、PropertyManager で Toolbox 構成部品のコンフィギュレーション名/ファイル名を変更することはできません。

図面(Drawings)

インポート/エクスポート(Import/Export)

Service Pack 2.1

ServicePack 2.1 では Open Design Alliance(TM) DWGDirect(R) ライブラリが 2.1.0 バージョンから 2.1.1 バージョンに更新されます。

ServicePack 2.0

インストレーション(Installation)

詳細設定(Detailing)

図面(Drawings)

インポート オプション(Import Options)

STEP、Inventor Part、ACIS、及び IGES ファイルをインポートする場合、新しいオプションの冗長なジオメトリの保持(Preserve redundant geometry)を使用して、冗長なエンティティを保持するかどうかを指定できます。

ServicePack 1.0

SolidWorks ファイル サイズ(SolidWorks File Size)

SolidWorks 2007 では、モデルのファイル サイズが減少されます。 一般的に、複数のコンフィギュレーションを持つモデルで、最大のサイズ減少が見られます。

従来のリリース版で作成したモデル ファイルを初めて保存すると、ファイル サイズが小さくなります。 しかし、Windows XP オペレーティング システム上における問題のため、モデルを変更すると、元の SolidWorks 2006 のファイル サイズに戻ります。

この問題に関して Microsoft 社が提供するホットフィックスの最新情報は、SolidWorks Technical Bulletin http://www.solidworks.com/pages/services/CustomerBulletins.html をチェックしてください。

溶接(Weldments)

端トリム(End Trim)では、トリム境界として平坦な面を使用した場合に保持する側を選択できるようになりました。

詳細設定(Detailing)

テーブル基準の材料表から部品とアセンブリを開くことができるようになりました。 表の行を右クリックし、開く <ファイル名>を選択します。

表示(Display)

アセンブリまたは部品ドキュメントで、一度の作業ですべての色や表示のプロパティを削除できるようになりました:

FeatureManager デザイン ツリーで最上部のレベルが選択されたまま、色と表示(Color and Optics) PropertyManager を開き、色の全削除(Remove All Colors)を選択します。

SolidWorks Content

デザイン ライブラリ タブにある SolidWorks Content の新しいアイコンを CTRL キーを押しながらクリックすると、次の内容を含む Zip ファイルをダウンロードできます:

ServicePack 0.0

言語版(Localization)

SolidWorks 2007 より、ポルトガル語(ブラジル)版がサポートされます。

PhotoWorks

daytime.hdrが、シーン エディター(Scene Editor)ダイアログ ボックスの環境(Environment)タブからアクセスする背景イメージに追加されました。 デフォルトのシーンは同じフォルダーにはありません。

詳細設定(Detailing)

番号付けされたリストを含む注記を作成する場合、注記を右クリックして箇条書きと番号付け(Bullets and Numbering)を選択すると、リストの始めの数値を設定できます。

Adobe Acrobat 3D(Use of Adobe Acrobat 3D)

Adobe(R) Acrobat(R) 3D のキャプチャ ツールを使用すると、メモリの問題が発生し、大規模な SolidWorks アセンブリ ファイルに重要な影響を及ぼします。 (Acrobat ファミリーのその他の製品ではこの現象は起こりません。)

Adobe Acrobat 3D の 3D キャプチャ機能を使用して SolidWorks 及び eDrawings のモデルをキャプチャした場合、Adobe Acrobat 3D キャプチャ リストからこれらのアプリケーション名を削除しない限り、メモリの問題は解決されません。

リストからアプリケーション名を削除するには:

  1. 編集(Edit)、環境設定(Preferences)、3D キャプチャ(3D Capture)を選択します。

  2. SolidWorks 及び eDrawings を選択し、設定削除(Delete Preset)をクリックします。