SOLIDWORKS 2018 SP5 リリース ノート

最新のリリース ノートは、こちらから参照できます。

修正済みの SPR のリストは、ここをクリックしてください。

新規機能に関する説明は、ヘルプ メニューの新規機能を参照してください。

エンド オブ ライフに関するアナウンス - SOLIDWORKS 製品

DVD 配布メディア

SOLIDWORKS 2020 から、DVD 配布メディアの提供は要求があった場合のみとなります。詳細はお客様の代理店までご連絡ください。

SOLIDWORKS Workgroup PDM 製品

SOLIDWORKS 2018 以降は SOLIDWORKS Workgroup PDM 製品を含みません。

SOLIDWORKS PDM Standard 製品に代わります。

3DVIA.com 発行

SOLIDWORKS 2016 は 3DVIA.com の発行モデルをサポートする最後のリリースです。

エンド オブ ライフに関するアナウンス - Microsoft 製品

SOLIDWORKS のアクティブな製品およびエンド オブ ライフ製品に関する現在の情報については、システム要件を参照してください。Microsoft オペレーティング システムのライフサイクル情報については、Microsoft の Windows ライフサイクルのファクト シートを参照してください。

Microsoft Windows 7 SP1、64-bit オペレーティング システム

SOLIDWORKS 2020 SP5 は、Windows® 7 オペレーティング システムをサポートする最後のリリースです。SOLIDWORKS 2021 製品は Windows 7 にはインストールできません。

Microsoft Windows 7 のメインストリーム サポートは、2015 年 1 月 13 日で終了します。例外として、SOLIDWORKS 2018-2020 のサポートは、Microsoft の延長サポート期間まで延長します。これは、2020 年 1 月 14 日で終了します。
SOLIDWORKS バージョン SOLIDWORKS サポート Microsoft 延長サポート SOLIDWORKS ライフサイクル開始 SOLIDWORKS ライフサイクル終了
SW 2018 はい はい 2017 年 10 月 2019 年 12 月
SW 2019 はい * 不完全

(15ヶ月)

2018 年 10 月 2020 年 12 月
SW 2020 はい * 不完全

(3ヶ月)

2019 年 10 月 2021 年 12 月
SW 2021 いいえ/インストール禁止 いいえ 2020 年 10 月 2022 年 12 月
* Microsoft Windows 7 の修正プログラムに依存する SOLIDWORKS の修正プログラムは、SOLIDWORKS ライフサイクルの後期には提供されません。

Microsoft Windows 8.1 64-bit オペレーティング システム

SOLIDWORKS 2018 SP5 は、Windows® 8.1 64-bit オペレーティング システムをサポートする最後のリリースです。SOLIDWORKS 2019 製品は Windows 8.1 にはインストールできません

Windows Server 2012 R2 オペレーティング システム

SOLIDWORKS 2019 SP5 は、Windows Server® 2012 R2 オペレーティング システムをサポートする最後のリリースです。SOLIDWORKS 2020 製品は Windows Server 2012 R2 にはインストールできません

Windows Server 2012 オペレーティング システム

SOLIDWORKS 2018 SP5 は、Windows Server® 2012 オペレーティング システムをサポートする最後のリリースです。SOLIDWORKS 2019 製品は Windows Server 2012 にはインストールできません

Windows Server 2008 R2、SP1 オペレーティング システム

SOLIDWORKS 2017 は Windows Server® 2008 R2、SP1 オペレーティング システムをサポートする最後のリリースです。SOLIDWORKS 2018 製品は Windows Server 2008 R2、SP1 にはインストールできません

Microsoft Excel 2013 および Word 2013

SOLIDWORKS 2020 SP5 は、Microsoft® Excel 2013 および Word 2013 をサポートする最後のリリースです。

Microsoft Excel 2010 および Word 2010

SOLIDWORKS 2018 SP5 は、Microsoft® Excel 2010 および Word 2010 をサポートする最後のリリースです。

Microsoft SQL Server 2008 R2

SOLIDWORKS 2017 SP5 は、SQL Server® 2008 R2 をサポートする最後のリリースです。

システムおよびグラフィック要件

SolidWorks ソフトウェアを確実にインストールし、最適なパフォーマンスでお使いいただくために、次を参照してください: System Requirements(必要なシステム要件)

最適なグラフィック パフォーマンスと安定性については、ビデオ カードの要件を参照してください。

インストール

DVD 配布メディア

SOLIDWORKS 2020 から、DVD 配布メディアの提供は要求があった場合のみとなります。詳細はお客様の代理店までご連絡ください。

ウイルス対策ソフトウェア

一部のアンチウイルス ソフトウェアによって、SOLIDWORKS を適切にインストールできない場合があります。追加の情報は、Antivirus(ウイルス対策)を参照してください。

SOLIDWORKS PDM Server インストールの変更

SOLIDWORKS PDM Server とその構成部品のインストールを変更するには、Windows の [コントロール パネル] から、[プログラムと機能] を使用します。SOLIDWORKS Installation Manager(SLDIM)によるインストールは、SOLIDWORKS PDM Server のインストールに使用した場合でも変更できません。

Installation ログイン機能

Installation Manager の新しいログイン機能では、管理者がユーザーに割り当てたシリアル番号が自動的に入力されます。割り当ては、SOLIDWORKS Admin Portal で行われます。詳細については、Admin Portal ヘルプを参照してください。

管理者が Portal にアクセスしていない場合、または製品を 1 つもユーザーに割り当てていない場合は、シリアル番号を手動で入力するか、または製品を割り当てるように管理者に知らせる必要があります。

技術的な警告

Windows 10 でドキュメントのフォントがシステムに存在しない場合

以前のバージョンの Windows に搭載されていたフォントの一部が Windows 10 ではオプションのフォント機能に移行されています。そのため Windows 10 にアップグレードした場合、これらのフォントがシステムにインストールされない可能性があります。SOLIDWORKS ドキュメントのフォントがシステムにインストールされていない場合は、マイクロソフト サポート技術情報の記事 3083806 を参照してください。

SOLIDWORKS ドキュメントに埋め込まれた Microsoft Office ドキュメント

SOLIDWORKS は、64-bit バージョンの Microsoft Office の使用を推奨します。SOLIDWORKS ドキュメントに Microsoft Office 32-bit OLE オブジェクトを埋め込む場合は、Microsoft サポート技術情報の項目 983396 を参照して、アイコンとして表示される OLE オブジェクトを修正してください。

機能

SOLIDWORKS PDM 製品との互換性

SOLIDWORKS PDM 2017 より、SOLIDWORKS PDM クライアント用サービス パックは、メジャー バージョンが同じ場合に限り SOLIDWORKS PDM Server 用のサービス パックとは異なる場合があります。

SOLIDWORKS PDM Professional 2018 は SOLIDWORKS 2018、2017、2016 をサポートします。SOLIDWORKS PDM Standard 2018 は SOLIDWORKS 2018 のみサポートします。新しいバージョンの SOLIDWORKS と旧バージョンの SOLIDWORKS PDM の組み合わせはサポートされていません

SOLIDWORKS 3D Interconnect

オプションの 3D Interconnect を有効にする(Enable 3D Interconnect)は移動しました。3D Interconnect を有効にする(Enable 3D Interconnect)にアクセスするには、ツール(Tools) > オプション(Options) > システム オプション(System Options) > インポート(Import)をクリックします。ファイルの種類(File Format)で、一般(General)を選択します。

設定の同期

設定の同期(Synchronize Settings)システム オプションを使用する場合、設定の同期がオンライン サービスのため、ネットワークの設定によって妨げられる可能性があることに注意してください。クラウド ストレージ サービスにアクセスする場合は、ファイアウォールやプロキシ サーバーが *.solidworks.com への通信を許可していることを確認してください。

システム オプション – アセンブリ

合致を追加する場合に構成部品の配置を最適化する(Optimize component placement when adding mates)オプションを選択すると、合致の作成時に画面上で構成部品がさらに論理的に、また他の構成部品と関連して配置されます。このオプションを使用するには、 オプション(Options) > システム オプション(System Options) > アセンブリ(Assemblies)とクリックします。

このオプションの選択を解除すると、新規合致の 1 方の構成部品の位置が画面から外れたり、他の構成部品の後ろや中に入って表示されなくなる可能性があります。

ドキュメンテーション

サンプル ファイル

サンプル ファイルの場所が変更されました。リソースと対応するサンプル ファイルの場所を以下に示します。
  • 新規機能ブック: system_dir\Users\Public\Public Documents\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS 2018\samples\whatsnew\chapter_name\ file_name
  • オンライン チュートリアル: system_dir\Users\Public\Public Documents\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS 2018\samples\tutorial\tutorial_name\ file_name
  • シミュレーションの例: system_dir\Users\Public\Public Documents\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS 2018\samples\Simulation Examples\example_name\file_name
  • SOLIDWORKS の概要: system_dir\Users\Public\Public Documents\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS 2018\samples\introsw\file_name

Service Pack 5.0

ステータス フィードバック

次のオプションを選択すると、SOLIDWORKS ソフトウェアの長いプロセス中に SOLIDWORKS ダイアログボックスを表示することができます。
  • SOLIDWORKS が応答しないことを Windows が検出したときに「ビジー」ダイアログを表示します ( SOLIDWORKS の再起動が必要 ) 。

このダイアログボックスでは、コマンドが終了するのを待つか(推奨)、または SOLIDWORKS ソフトウェアを閉じるかを選択できます。SOLIDWORKS ソフトウェアを終了する場合は、コメントとパフォーマンス ログ データを DS SolidWorks Corporation に送信することができます(推奨)。これはすべてのユーザーにメリットをもたらし、ソフトウェアのパフォーマンスと安定性の向上に役立ちます。

このオプションは、ツール(Tools) > システム オプション(System Options) > 一般(General)の順に選択します。このオプションを選択した後、SOLIDWORKS ソフトウェアを再起動する必要があります。

このオプションを選択しなかった場合、SOLIDWORKS ソフトウェアが正常に動作している場合でも、Microsoft Windows が SOLIDWORKS ソフトウェアが応答していないことを検出し、Windows が応答していません(Windows Not Responding)ダイアログボックスが表示されます。

Service Pack 4.0

今回は Service Pack 4.0 固有の項目はありません。

Service Pack 3.0

ロールバック バー操作

ロールバック バーおよびフリーズ バーをドラッグするときの操作が改善され、ユーザー エクスペリエンスが向上しました。
  • フリーズ バーおよびロールバック バーを選択するときの精度が少なくて済みます。
  • フリーズ バーおよびロールバック バーは、高解像度モニターでより適切にスケールされます。
  • バーの色は現在、SOLIDWORKS 2016 のテーマと一致しています。

Service Pack 2.0

アセンブリのライトウェイト モード

ライトウェイト モードでアセンブリをロードするときに、駆動フィーチャーまたはスケッチが他の構成部品にあるパターン駆動構成部品パターンまたはスケッチ駆動構成部品パターンがアセンブリに含まれている場合、その構成部品は自動的に解除されます。構成部品が解除される前に通知が送信されるようにするには、プロンプト(Prompt)を選択し、システム オプション(System Options) > パフォーマンス(Performance) > ライトウェイト構成部品を解除(Resolve lightweight components)の順に選択します。

SOLIDWORKS Simulation

Service Pack 1.0 にリストされている、線形動的スタディの結果の後処理に関する制限はすべて解除されています。

Service Pack 1.0

Autodesk Inventor 2018 ファイル

SOLIDWORKS 2018 SP1 で Autodesk® Inventor™ 2018 ファイルを開くことができます。

図面を開く(Open Drawing)ツール

図面を開く(Open Drawing)ツールがファイル(File)メニューに追加されました。マウス ジェスチャーやキーボード ショートカットに関してツールをカスタマイズできます。ツールバー ボタンは、標準(Standard)カテゴリのツール(Tools) > ユーザー定義(Customize) > コマンド(Commands)からも利用できます。

SOLIDWORKS Manage

SOLIDWORKS Manage は、SOLIDWORKS PDM Professional によって有効化されるグローバル ファイル管理およびアプリケーション統合を拡張する高度なデータ管理システムです。詳しくは、SOLIDWORKS Data Management リリース ノートを参照してください。

SOLIDWORKS Simulation

線形動的スタディの結果の後処理には、次のような制限があります。
  • 線形動的スタディのすべてのタイプ(モーダル時刻歴を除く):

    結果表示(List Results)PropertyManager で次の方法を使って取得した、von Mises 応力の結果は不正確にリストされます: 詳細設定オプション(Advanced Options)で、範囲(Range)を有効にして要素の節点(Element’s nodes)を選択し、リストの設定(List Set)で、von Mises 応力(VON)のリスト(List von Mises Stress (VON))を選択した場合。von Mises の正しい結果を取得するには、要素の節点(Element’s nodes)ではなく、節点(Nodes)を選択してください。

  • 調和解析スタディおよび不規則振動解析スタディ:

    合成反力の応答グラフ プロットは、最初に作成したときは不正確な結果が表示されます。同じグラフ プロットを編集すると、結果が正しく表示されます。

  • 混在メッシュ(梁、シェル、ソリッド)および、結果オプション(Result Options)節点 von Mises 応力のみ(速く)(Nodal von Mises stress only (Faster))オプションを選択:

    すべての動的解析スタディ(調和解析を除く): 梁応力の既存の応答グラフを編集する場合、PropertyManager の結果の成分(Result component)リストの Y 軸は空白です。結果を表示するには、応力成分を選択します。

SOLIDWORKS CAM

SOLIDWORKS CAM Powered by CAMWorks®

SOLIDWORKS CAM は、ルールベースの機械加工を利用する 2.5 軸 CNC プログラミング ソリューションです。SOLIDWORKS CAM は SOLIDWORKS 部品およびアセンブリの内部で直接実行され、プログラマ、設計者、および見積者は SOLIDWORKS モデリング環境への完全なアクセスが可能です。インタラクティブ フィーチャー認識と自動フィーチャー認識を使えば、ユーザーはすべての設計変更に対して完全な関連性を持つモデルから、設計意図をシームレスに直接キャプチャできます。また、プログラマは直接 MBD データから公差を取得して、部品内で変動する公差に基づいて機械加工方法を自動化することもできます。この自動化と、既存のルールの利用により、ユーザーはプログラミング プロセスを合理化し、現場に送信されるプログラムの一貫性を維持できます。SOLIDWORKS の能力を利用することで、ユーザーはセットアップ シートおよびドキュメンテーションをすばやく作成して、機械加工プロセスまたは製造プロセスを明瞭にすることができます。製品情報については、こちらをクリックしてください。SOLIDWORKS CAM の購入情報については、お客様の代理店までご連絡ください。

機能

新規機能に関する説明は、ヘルプ メニューの新規機能を参照してください。

ローカリゼーション

  • SOLIDWORKS CAM のユーザー インタフェースは、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、チェコ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語、スペイン語、トルコ語でご使用いただけます。
  • SOLIDWORKS CAM のヘルプ ファイルは、現時点では英語、フランス語、ドイツ語、日本語でのみご使用いただけます。

Service Pack 1.0

ローカリゼーション

SOLIDWORKS CAM ヘルプ ファイルはフランス語版をご使用いただけます。

SOLIDWORKS Composer 製品

SOLIDWORKS Composer 製品には、SOLIDWORKS Composer、Player と Player Pro、および SOLIDWORKS Composer API が含まれています。

ドキュメンテーション

以下の更新は SOLIDWORKS 2018 の新規機能には含まれていません。

  • SOLIDWORKS Composer
    • インポート オプション

      SOLIDWORKS で、モデルを SOLIDWORKS Composer .smg ファイルとして保存すると、システム オプション(System Options) タブでインポート(Import)オプションを設定できます。

    • 部品表のインポート

      アセンブリまたはマルチボディ部品から SOLIDWORKS 部品表(BOM)を SOLIDWORKS Composer にインポートできます。

    • 色のインポート

      SOLIDWORKS Composer は、SOLIDWORKS モデルの表示状態外観から色を自動的にインポートします。

      SOLIDWORKS Composer は、SOLIDWORKS モデルから構成部品レベルの色と外観をインポートします。SOLIDWORKS で表示されるものは SOLIDWORKS Composer にインポートされます。

    • テクスチャのインポート

      SOLIDWORKS Composer は、SOLIDWORKS モデルのテクスチャ付き外観を自動的にインポートします。

    • アニメーションのミラー

      アニメーション シーケンスの開始にフラッシング効果をもたらす逆のアニメーションを作成できます。移動およびスケールモーションを含めることができます。

    • プロファイルの並べ替え

      アルファベット順にまたカテゴリ別にプロファイルを並べ替えて、ターゲット プロファイルを見つけやすくすることができます。

  • SOLIDWORKS Composer および Player
    • 組み込みサンプル内の Player Pro フィーチャー

      組込みサンプル ファイルを使用すると、Player Pro ライセンスなしに、パブリッシュされた HTML 出力で Player Pro 機能およびフィーチャーにアクセスできます。Player Pro ライセンスなしに、他の Composer HTML ファイルを開くと、基本フィーチャーのみアクセスでき、詳細フィーチャーにはアクセスできないことを示すメッセージが表示されます。

  • SOLIDWORKS Composer、Player および Player Pro
    • Digger へのアクセスの制御

      秘密モデル データへのアクセスをよりよく制御できるように、[Right Manager] タブで Digger チェック ボックスを使用できます。

  • SOLIDWORKS Composer API
    新規機能:
    • 寸法テキスト
      • CreateCallout。選択の寸法テキストを作成します。(Composer)
    • ホットスポット
      • GetAllHotspots。すべてのホットスポットを取得します。(Composer、Player、Player Pro)
      • ホットスポットを管理します。ホットスポットが作成、削除、または更新されたときに、知らせます。
        • CreateHotspot。(Composer)
        • DeleteHotspot。(Composer、Player、Player Pro)
        • UpdateHotspot。(Composer、Player、Player Pro)
    • 線形分解
      • LinearExplode。断面を線形に分解します。(Composer)
    • ユーザー定義リボン タブの削除
      • RemoveCustomRibbonTab。リボン インタフェースからユーザー定義タブおよびそのすべてのコマンドを削除します。(Composer)
    • 選択セット。選択セットが作成、削除、または更新されたときに、知らせます。
      • CreateSelectionSet。(Composer)
      • DeleteSelectionSet。(Composer、Player、Player Pro)
      • UpdateSelectionSet。(Composer、Player、Player Pro)

SOLIDWORKS Electrical

機能

  • 繰延更新モード

    繰延更新モードを使用すると、データベースの更新が必要な、大規模なスキマティックと関連データ操作時のパフォーマンスを向上させることができます。

    プロセス タブの繰延更新モード(Deferred update mode)セクションで、 アクティブ化(Activate)をクリックします。ワイヤと記号を挿入してスキマティックスを完成してから、接続を更新(Update connections)をクリックしてデータベースを更新します。

  • ユーザー定義等級

    分類マネージャー(Classifications manager)を使用すると、企業やユーザーの仕様に即したユーザー定義等級を作成したり、ユーザーの構成部品およびケーブルなど、ユーザー定義アイテムおよび特定のアイテムを分類することができます。新しい等級は、既存のデフォルトの等級に追加、コピーおよび貼り付けることができます。

    ライブラリ(Library)タブ、またはライブラリ(Library)タブで開いている他のマネージャーのいずれかで分類マネージャー(Classifications manager)をクリックします。

SOLIDWORKS Inspection

Service Pack 2.0

SOLIDWORKS PDM の統合
  • SOLIDWORKS PDM が SOLIDWORKS Inspection Standalone 2018 内で使用できるようになりました。
  • CommandManager の SOLIDWORKS PDM タブで、SOLIDWORKS PDM のフィーチャー(チェックアウトチェックイン検索バージョンを取得など)にアクセスできます。
  • この新しい統合により、品質保障技術者は、プロジェクトに関係するすべてのファイルおよびレポートとともに検査プロジェクトのストレージを管理して一元化できます。
  • バージョン管理によりデータの紛失を防止し、検索機能により検査プロジェクトの検索時間を削減します。

SOLIDWORKS PCB

機能

  • SOLIDWORKS PCB のユーザー インタフェースが日本語で使用できるようになりました。
  • 改善:
    • コラボレーション中の画面のちらつきが取り除かれました。
    • リポジトリ バックアップ(avbackup)が更新されました。
    • ECAD-MCAD コラボレーション パフォーマンスが最適化されました。
  • 新規機能に関する説明は、新規機能(What's New)をご参照ください。

Service Pack 4.0

改善:
  • 差異ペア ルール ウィザード(Differential Pair Rule Wizard)の公差(Tolerance)フィールドは、公差を追加したり、設計ルールを作成したりしないため、除去されました。
  • プリファレンス ファイルの保存は正常に機能するようになりました。
  • 銅レイヤーを個別に Parasolid ファイルにエクスポートできるようになりました。
  • Zuken CR5000 のプリファレンスは正しく適用されます。

SOLIDWORKS Visualize

システムおよびグラフィック要件

SOLIDWORKS ソフトウェアを確実にインストールし、最適なパフォーマンスでお使いいただくために、前提条件とシステム要件を参照してください。

各 NVIDIA グラフィック カードにおけるレンダリング パフォーマンスの比較については、SOLIDWORKS Visualize のベンチマークを参照してください。

機能

新規機能に関する説明は、ホーム画面の新規機能(What's New)をご参照ください。

Service Pack 5.0

改善:
  • テクスチャが SOLIDWORKS の部品とアセンブリのインポートに失敗する問題を修正しました。
  • 環境やバックプレートのイメージがコンピュータに見つからない場合に、 SOLIDWORKS の部品とアセンブリのロードに失敗する問題を修正しました。
  • ガラス材料タイプがアニメーション化されているときの SOLIDWORKS Motion Studies のインポートを修正しました。
  • キューがレンダリング ジョブを処理できなくなる可能性があある SNL ライセンスの問題を修正しました。

Service Pack 4.0

改善:
  • ライブラリからデカルへの外観のドラッグ アンド ドロップ アプリケーションを修正しました。
  • デカルの外観を有効化(Enable Decal Appearance)の切り替えを修正しました。

Service Pack 3.0

グラフィック ハードウェア

NVIDIA Fermi™ カードによる GPU の高速化が SOLIDWORKS Visualize でサポートされなくなりました。

デノイザー

デノイザーを使用すると、生産品質イメージのレンダリング時間を大幅に削減できます。

デノイザーは、機械学習に基づく後処理技術を使用して、高速レンダリング モードおよび正確レンダリング モードを使って作成された、未加工イメージおよびノイズの多いイメージからノイズを除外します。

デノイザーを使用することによって向上されるパフォーマンスを実現するには、レンダリング パスの数を減らす必要があります。たとえば、デノイザーなしで通常 500 個のパスが必要なシーンの場合、デノイザーを有効にしたときには、50 個のパスを指定すると同じレンダリング品質を達成できます。イメージに対する目標によっては、デノイザーを使用するともっと少ないパスで同じレンダリング品質を達成できる可能性があります。実際のパス数、つまりレンダリング時間の削減は、コンピュータのハードウェアとレンダリングされたシーンによって異なります。

デノイザーを使用するには、次のハードウェアが必要です:
  • NVIDIA GPU (Kepler™ アーキテクチャまたはそれ以上) CUDA 9.0 サポート付き
  • ビデオ RAM 最低 4 GB

デノイザーを初期化して使用できるようにする必要があります。

デノイザーを初期化するには:

  • ツール(Tools) > オプション(Options) > 3D ビューポート(3DViewport)をクリックし、デノイザー(Denoiser)デノイザーを初期化(Initialize Denoiser)を選択します。

    オプションが選択されていると、デノイザーが現在使用されていなくても、ある程度のビデオ RAM が必要になります。オプションをクリアすると、デノイザーは利用できなくなり、リソースは使用されなくなります。

デノイザーを初期化すると、任意のレンダリング操作でデノイザーをオンまたはオフにすることができるようになります。ヘッズアップ表示の右上にあるアイコンは、デノイザーがオンであるときを示します。アプリケーションとの対話が遅くなるのを防ぐため、レンダリング パスが 10 回累積されるまでデノイザーは適用されません。

デノイザーをオンまたはオフにするには:

  • 次のいずれかを実行します:
    • 表示(View) > デノイザーの切り替え(Toggle Denoiser)をクリックします。
    • D キーを押します。
    • デノイザー(Denoiser)(メイン ツールバー)をクリックします。(デノイザー(Denoiser)をメイン ツールバーに追加するには、オプション(Options) > 3D ビューポート(3DViewport) > デノイザー(Denoiser)をクリックし、メイン ツールバーにボタンを表示(Show Button in Main Toolbar)を選択します)。

デノイザーは、オフライン レンダリングおよびキューを使用したレンダリングに使用できます。

オフライン レンダリングにデノイザーを使用するには:

  1. 出力ツール(Output Tools)(メイン ツールバー)をクリックします。
  2. レンダリング(Render)タブのレンダリング設定(Render Settings)で、デノイザーを有効化(Enable Denoiser)を選択します。

    レンダリング プレビュー(Render Preview)ウィンドウでは、ヘッズアップ表示にあるアイコンが、デノイザーがオンであるときを示します。

改善:
  • 高速(Fast)レンダリング モードで不透明度(不透明から透明まで)のサポートが追加されました。これは、従来プレビュー(Preview)レンダリング モードおよび正確(Accurate)レンダリング モードでのみ有効でした。
  • 形成(Formation)ツールは、その可視性およびアクセシビリティを向上するため、パレット(Palette) > モデル(Model) > 変換(Transform)の下部から、パレット(Palette) > モデル(Model) > 詳細設定(Advanced)の上部に移動しました。
  • エリア照明の可視性および床の影効果は、正確(Accurate)モードおよび高速(Fast)モードで一貫して動作するようになりました。
  • HDR Light Studio 環境のライト ペイントの精度が向上しました。
  • HDR Light Studio 環境による小さな不備が修正されました。
  • クリップボードからの外観の割り当てに関するいくつかの問題が修正されました。
  • アニメーション タイムラインでの各切り替えボタンの有効状態と無効状態を容易に区別できるようにするため、スタイルが調整されました(ループ再生(Loop Playback)自動キーフレーム(Auto Keyframing)最後のフレームに自動フィット(Auto-Fit to Last Frame)およびタイムライン ワークスペースの切り替え(Toggle Timeline Workspace))。
  • 簡易(Easy)モードのコンテキスト メニューで、外観、モデル、グループおよび部品を編集できない問題が修正されました。
  • クラウド ライブラリの検索で発生していたクラッシュが対処されました。
  • 外観のコンテキスト メニューにおける非表示/表示(Hide/Show)ツールが修正されました。
  • ビューポートでカメラ距離を表示するオプションが復活しました。

Service Pack 2.0

改善:
  • デカルに割り当てられた外観の各種テクスチャがサポートされています(でこぼこのあるデカル用のバンプ マップなど)。
  • カメラの後処理オプションを編集しても、レイトレーシングの蓄積が中断することがなくなりました。
  • キューで待機中の高速モードのジョブを編集する機能が追加されています。
  • キューで待機中のジョブを編集するときに画像のアスペクト比が保持されます。
  • アイドル時に Visualize Queue サーバーで高い CPU 負荷がかからなくなりました。この高い負荷は、ラップトップの CPU ファンが常に稼働する原因となっていました。
  • クラウド ライブラリのリスト表示が小さかった点が改善されました。
  • プレビュー モードにおけるインタラクティブ画像およびパノラマ出力のレンダリングが修正されました。

Service Pack 1.0

改善:
  • デカル:
    • デカルでは不要なセルフシャドウ効果を除去しました。
    • すべてのデカル(投影デカル、ラベル デカル、円筒形デカル、球面マップ デカルなど)を SOLIDWORKS からインポートするようになりました。
      • ラベル デカル、円筒形デカル、球面マップ デカルのマッピングは、この時点では Visualize 内で変更できません。
      • Visualize 内で適用されているデカルは、この時点では投影(平面)マッピングのみ可能です。
    • Visualize 内で適用されているデカルの初期サイズと回転が改善されています。
    • デカルのマスキング コントロールのすべての選択肢が利用できるようになりました。
    • デカルに添付されている外観の追加、変更、編集が改善されています。
  • VR 用の球面およびステレオ カメラ:
    • VR 再生用のビデオ エンコード
    • VR 再生用のビデオ メタデータ導入
    • 出力ツールへの統合(ソーシャル メディアでの VR 再生向けの調整)
    • 360 カメラの操作の改善
    • 360 カメラのナビゲーションの改善
  • エリア照明:
    • 物理的なエリア照明を配置する新しい方法(位置選択(Pick Location)といいます)により、インテリア照明のワークフローを改善しました。選択した位置に照明が配置され、選択した面と垂直方向に向きます。
  • ユーザー インタフェース:
    • 選択したモデル、グループ、部品の変換サブタブのレイアウトを改善し、シンプルにしました。
    • レンダリング キューのスタイルが最終的になり、改善されました。
  • クラウド ライブラリ:
    • 新規および更新されたテクスチャおよび外観(SOLIDWORKS のすべての外観の完全なセットを含む)が SOLIDWORKS Visualize クラウド ライブラリに追加されています。