eDrawings 2007用の
eDrawings(R) インストレーション及びアドミニストレーション ガイド
使用可能な eDrawings 製品:
eDrawings Viewer: eDrawings ファイルの表示と作成、また他のサポート ファイル タイプの表示と作成を行うことができます。 無償ライセンス版と有償の eDrawings Professional 版があります(下の"ライセンス契約"(Licensing)を参照してください)。
eDrawings Publishers: CAD アプリケーション内で eDrawings ファイルを作成できます。 現時点では次のアプリケーションに Publisher (パブリッシャー)があります:
AutoCAD(R) R14、2000、2004、2005、2006 バージョン
CATIA(R)
IntelliCAD(R)
Inventor(R)
KOMPAS-3D
NX(TM)/Unigraphics(R)
OneSpace Designer Modeling
Pro/ENGINEER(R)
Solid Edge(R)
SolidWorks(R) SolidWorks 用の Publisher (パブリッシャー)は SolidWorks アプリケーションと共にインストールされます。
これらのアプリケーションは、ローカル ハード ドライブに直接インストールされます。
一部の CAD アプリケーションではインストール時に eDrawings アプリケーションがインストールされます。 ローカル ハード ドライブをチェックし、インストールされている eDrawings アプリケーションのバージョンを調べてください。
eDrawings 製品は、次の Web サイトと CAD アプリケーションのディスクからご利用いただけます:
eDrawings Professional(eDrawings Viewer とその他の強化機能を含む )を使用するには、ライセンスが必要です。 主に次の方法でライセンス供与が行われます:
eDrawings Professional スタンドアロン
SolidWorks Office Professional
SolidWorks Office Premium
eDrawings Professional - ネットワーク - SolidNetwork ライセンス(SNL)
CATIA 用 eDrawings Publishers と NX/Unigraphics 用 eDrawings Publishers のライセンス
次の方法で eDrawings アプリケーションをインストールします:
CAD アプリケーション ディスクからのインストール。
eDrawings のディスク または Web サイトから:
サイレント インストレーションから(下記の情報を参照してください)。
アドミストレーティブ インストレーションから(下記の情報を参照してください)。
電子メールを利用したインストール(送信される HTML、ZIP、EXE フォーマットの eDrawings ファイルから)。
eDrawings アプリケーションは、既存のインストレーションを検知し、自動的にアップグレードします。 アップグレードは各メジャー リリース内で行われます。 例えば eDrawings 2007 ServicePack 1 が既にインストールされている所に eDrawings 2007 ServicePack 2 をインストールすると、既存のインストレーションがアップグレードされます。 新しいメジャー リリースをインストールする場合は新規インストレーションが実行され、アップグレードは行われません。
グローバル プロパティの一覧についてはプロパティ のセクションを参照してください。
サイレント インストレーションでは事前に全てのオプション設定をコマンド ラインで行うため、ユーザー インタフェースやダイアログ ボックスは表示されないままアプリケーションがインストールされます。 詳細は Microsoft 社の Windows Installer ヘルプを参照してください。
サイレント インストレーションを開始するには、msiexec.exe コマンドの /i と /qn オプションを使用します。 デフォルト値とは別に設定するインストレーション オプションのグローバル プロパティを設定します。 例:
msiexec /i "<Msi_パス>" INSTALLDIR="C:\Program Files\<選択_フォルダー>" REGCODE=<eDrawings_Professional_ライセンス_キー> ADDLOCAL=All/qn
eDrawings.msi ファイルを探すには:
CAD または eDrawings ディスクで、ブラウザで参照します。
SolidWorks Web サイトからダウンロードした eDrawings 実行可能ファイルを右クリックし、内容(eDrawings.msiファイルを含む)をフォルダーに抽出します。
アドミニストレーティブ イメージは、eDrawingsをインストールするための特定の場所として使用されます。 システム管理者がアドミニストレーティブ イメージをインストール後、ユーザーは、アドミニストレーティブ イメージから eDrawings のセットアップを実行し、eDrawings をインストールできます。 システム管理者は、アドミニストレーティブ イメージを別の場所に移動することもできます。
システム管理者は、/aコマンドライン オプションを使用してアドミニストレーティブ イメージをインストールします。 デフォルトの英語のインストールには、次のコマンドラインを入力します:
msiexec /a eDrawings.msi
アドミニストレーティブ イメージを使用して外国語をインストールするには、すべての言語特有のアイテムを含むトランスフォームファイルを適用する必要があります。 例えば、日本語では、次のコマンドラインを入力します:
msiexec /a eDrawings.msi TRANSFORMS=1041.mst
サポートされている言語のトランスフォームファイルの番号のリストについてはプロパティ セクションを参照してください。
このセクションは、インストレーション構文と、定義されている全てのグローバル プロパティとその説明を含みます。
インストレーション構文の例:
msiexec /i "<Msi_パス>"
INSTALLDIR="<パス_と_フォルダー>"
LOGPERFORMANCE=1 (または0 (不可))
REGCODE=<eDrawings_Professional_ライセンス_キー>
SNLSERVER=<eDrawings_SNL_サーバー>
TRANSFORMS=<言語-特有の番号>.mst
ADDLOCAL=All
太字はデフォルト値を示します。
シリアル番号のフォーマットのxは英数字を示します。
プロパティ |
説明とフォーマット |
|
ADDLOCAL |
インストールする eDrawings アプリケーション機能を指定します。 |
|
コマンドライン構文 |
機能 | |
All |
全機能をインストールします。 eDrawings はインストール済みの SolidWorks と AutoCAD の Publisher を検索し、インストールを有効にします。 | |
eDrawingsViewer |
eDrawings やその他のファイルを表示します。 | |
PublisherForSolidWorks |
SolidWorks で eDrawings ファイルを作成します。 | |
PublisherForAutoCADR14 |
AutoCAD R14 で eDrawings ファイルを作成します。 | |
PublisherForAutoCAD2000 |
AutoCAD 2000 で eDrawings ファイルを作成します。 | |
PublisherForAutoCAD2004 |
AutoCAD 2004 アプリケーションで eDrawings ファイルを作成します。 | |
PublisherForAutoCAD2005 |
AutoCAD 2005 アプリケーションで eDrawings ファイルを作成します。 | |
PublisherForAutoCAD2006 |
AutoCAD 2006 アプリケーションで eDrawings ファイルを作成します。 | |
DXFDWGTranslator |
eDrawings Viewer で DXF/DWG ファイルを表示します。 | |
XML3D |
eDrawings Viewer で 3DXML ファイルを表示します。 | |
INSTALLDIR |
SolidWorks のためのインストレーション フォルダーを指定します。 個人インストレーションでのみ指定できます。 |
|
LOGPERFORMANCE |
SolidWorks 社に自動的にパフォーマンス データを送信するかどうかを指定します。 パフォーマンス データを送信する場合は1 、送信しない場合は0を指定します。 |
|
REGCODE |
eDrawings アプリケーションのシリアル番号を指定します。 REGCODE のライセンス キーは eDrawings Professional ライセンスでのみ必要です。 |
|
SNLSERVER |
SolidNetWork ライセンス サーバーのために ポート@サーバー名 (port@servername)を入力します。 複数の ポート@サーバー名 (port@servername)の組み合わせはセミコロンで区切ります。 SNLSERVER のポート サーバー名は SolidWorks SNL サーバーを設定する場合のみ必要です。 <ポート_の_リスト@サーバー_ ストリングス> はセミコロンで区切られているストリングのリストであり、それぞれのストリングは、次のフォーマットをもつサーバー上のポート番号を表します: xxxxx@<サーバー_名1>; yyyyy@<サーバー_名2>;... この場合 x と y は一桁の数字を示します。 リスト内の最後のサーバーの後にはセミコロンを追加しないでください。 |
|
TRANSFORMS |
言語特有のアイテムを含みます。 全ての言語の完全なリストについては下記を参照してください。 |
|
言語 |
TRANSFORMS <Number>.mst | |
中国語(台湾) |
1028 | |
中国語(中国) |
2052 | |
チェコ語 |
1029 | |
フランス語 |
1036 | |
ドイツ語 |
1031 | |
イタリア語 |
1040 | |
日本語 |
1041 | |
韓国語 |
1042 | |
ポーランド語 |
1045 | |
ポルトガル語(ブラジル) |
1046 | |
ロシア語 |
1049 | |
スペイン語 |
1034 |
ED07IAGJPNA