Microsoft Active Directory による展開(Microsoft Active Directory Deployment)

Microsoft Active Directory はネットワーク環境にあるクライアントとサーバーを管理するためのディレクトリ サービスです。 これにより、管理、移行、展開がシンプルになります。 クライアントに管理権限は必要ありません。

 Microsoft Active Directory による展開では、SolidWorks のコア製品のクライアントへの展開もサポートされます。

Microsoft Active Directory を使用してSolidWorksをインストールするには:

  1. コマンド プロンプトを使って、アドミニストレーティブ イメージを作成します。

  2. トランスフォームファイルを作成してSolidWorksをユーザー定義化します:

    1. コマンド プロンプト(Command Prompt)ウィンドウを開きます。

    2. アドミニストレーティブ イメージを含むフォルダーでSWCreateMST.exeコマンド プロンプト(Command Prompt)ウィンドウ内にドラッグします。 コマンドは次のフォーマットを使用する必要があります:

<アドミニストレーティブ_イメージ_への_パス>SWCreateMST.exe<アドミニストレーティブ_イメージ_の_MSI_ファイル_へ_の_パス> <プロパティ_の_リスト>

プロパティは機能プロパティ(feature properties)またはグローバル プロパティ(global properties)になります。 次をテンプレートとして使用してください:

C:\admin\SWCreateMST.exe "c:\admin\japanese_i386_SolidWorks.msi" INSTALLDIR="C:\Program Files\<選択_した_フォルダー>" SOLIDWORKSSERIALNUMBER="xxxx xxxx xxxx xxxx" ADDLOCAL=SolidWorks,Japanese,Manuals,Intel_Modules_AgeiaX86 OFFICEOPTION=0

C:\admin\SWCreateMST.exe "c:\admin\japanese_i386_SolidWorks.msi" INSTALLDIR="C:\Program Files\<選択_した_フォルダー>" SOLIDWORKSSERIALNUMBER="xxxx xxxx xxxx xxxx" ADDLOCAL=SolidWorks,Japanese,Manuals,Intel_Modules_AgeiaX64 OFFICEOPTION=0

C:\admin\SWCreateMST.exe c:\admin\japanese_i386_SolidWorks.msi INSTALLDIR="C:\Program Files\<選択_した_フォルダー>" SOLIDWORKSSERIALNUMBER="xxxx xxxx xxxx xxxx" ADDLOCAL=SolidWorks,Japanese,Manuals OFFICEOPTION=0

トランスフォームファイル、 japanese_i386_SolidWorks.mstは、アドミニストレーティブ イメージを含むフォルダーに作成されます。

  1. Active Directoryでグループ、または複数グループのPublished Appsを編集してSolidWorksを展開します。

  2. グループ ポリシー(Group Policy)ダイアログボックスでコンピュータの構成(Computer Configuration)とソフトウェアの設定(Software Settings)を展開します。

  3. ソフトウェア インストール(Software installation)を右クリックし、新規作成(New)、パッケージ(Package)を選択します。

  4. アドミニストレーティブ イメージまで参照し、開く(Open)をクリックします。

  5. ソフトウェアの展開(Deploy Software)ダイアログボックスで公開または割り当て時の詳細設定(Advanced published or assigned)を選択し、OKをクリックします。

  6. SolidWorks のプロパティ(SolidWorks Properties)ダイアログボックスの変更(Modifications) タブで次を行います:

    1. 追加(Add)をクリックします。

    2. .mst ファイルまで参照します。

    3. 開く(Open)をクリックします。

  7. OKをクリックします。